蜂蜜へのこだわりconcept

蜂蜜へのこだわり

岐阜は、古くは美濃と飛騨にわかれていました。
飛騨は「山の国」、美濃は「水の国」と称されるように自然環境に恵まれた土地柄で、近代養蜂発祥の地でもあります。
ハニーガーデン(前身の桑原養蜂場)は、昭和35年から養蜂を始めました。
以来、鹿児島、岐阜、北海道と季節の花を追って採蜜を行った時代を経て、現在は、岐阜県内のみで採蜜をおこなっています。

ハニーガーデンのはちみつができるまで

ミツバチは、寒さが苦手なので、冬の間は巣の中でじっとしています。
そして、暖かくなり、色とりどりの花が咲く、春から夏に活発に活動しますので、
養蜂家もその時期に合わせてミツバチと共に行動します。

  • FLOW 01巣箱の設置

    冬が終わり、暖かくなり始めると女王蜂の産卵が始まり、
    ミツバチの数が増えてきます。
    その時期を見計らい、ミツバチが美味しいはちみつを集めてこられるように、巣箱を設置します。
    ハチたちは梅などの花粉を集めに活発に活動します。

  • FLOW 02ミツバチが蜜を集めてくる

    ミツバチは、花を見つけると、その蜜を一生懸命集めます。
    この時にミツバチを介しておしべとめしべが受粉し、新たな命が芽吹く手助けをしています。
    ミツバチたちは集めた蜜を巣箱に貯めていきます。
    養蜂家はこの間、巣箱の中を検査し産印の状態、はちみつのたまり具合い、ダニや病気が発生していないか調べます。

  • FLOW 03採蜜

    巣箱に、ある程度蜜がたまったら、採蜜を行います。
    まず巣箱のふたを取り燻煙器で煙をかけてハチを鎮め蜜の入った巣枠を巣箱から取り出します。
    巣の表面をおおっている蜜ぶたを蜜刀切って取り除き遠心分離器にかけて、ハチミツを巣から分離させて集めます。
    網とクロスで二重にろ過し、ハチの巣のカスなどを取り除き缶に貯蔵して工場に持ち帰ります。

  • POINTミツバチとのつきあい方

    ミツバチは、巣箱に振動を与えたり怒らせるようなことをしなければ、
    めったに人を刺しません。手荒に扱うと気の荒いミツバチになりやすいので、やさしく接することがミツバチと仲良く付き合うコツです。
    ミツバチたちとの対話をしながらいい環境をつくってあげる。
    そして一生懸命はちみつを集めてくれたミツバチたちに感謝をしながら採蜜を行っております。

自然のおいしさをそのままに

ハニーガーデンの主力の「百花はちみつ」は、春から夏にかけて岐阜の里山で採集したはちみつです。
百花はちみつは、れんげやアカシアといった単一の花を蜜源とする蜂蜜ではなく、さまざまな野の花、山野の木々の花々を蜜源とする蜂蜜のことです。
昔ながらの採集方法で採れたはちみつは、風味も強くコクもあります。
ハニーガーデンの百花はちみつは、県内の品評会でも数々の賞を受賞するなど高い評価をいただいておりますハニーガーデンでは、はちみつ本来の花の風味と栄養をそのままお届けするために、一切の加工をほどこさず巣箱から採取したままの状態でビン詰めしております。